ビングループが航空会社=パイロット養成事業にも進出

 【ハノイ時事】ベトナムの複合企業最大手ビングループがこのほど、航空会社「ビンパールエア」を設立した。これまで不動産と旅行業を手掛けてきた傘下企業を再編した。サイゴン・タイムズ紙(電子版)など複数のベトナムメディアが報じた。

 ビンパールエアはハノイのロンビエン区に拠点を構える。オンラインメディアのジングによれば、旅客輸送を中心に航空貨物、飲食サービスなど9事業を展開する。正式な運航までに、関係当局からの承認を得る必要があるという。
 ビングループは9日、カナダ企業と連携し、パイロットや技術者の養成事業を始めると発表。8月にも訓練生の受け入れを始め、年間400人の育成を目指す。ビングループのグエン・ベト・クアン副会長は、「国内でのパイロット不足の問題に対処するとともに、海外に専門人材を提供する計画だ」と語った。
 ベトナムでは、ベトナム航空のほか、ベトジェットエア、ジェットスターパシフィック、バンブー航空、ベトナムエアサービス(VASCO)の5社が運航。旅行大手ベトラベルなども航空旅客サービスへの参入を目指している。