ビンコマース、豪物流大手と提携=サプライチェーンの効率化で

 大手複合企業ビングループの小売り子会社ビンコマースはこのほど、オーストラリアの産業不動産、物流大手エグザクト・ソリューションズ社と提携することで合意した。サプライチェーンの効率化を進めるのが狙いで、提携をベースにアジア太平洋地域でも有力な小売企業になることを目指す。国営ベトナム通信(VNA)が伝えた。

 提携に基づき両社は、ベトナム国内にビンコマースの新倉庫6カ所を建設し、同社が扱う商品を全て自社物流システム内に保管する。その上で、ITを駆使して全国に約2500ある店舗に必要な商品を、必要な時に、必要なだけ供給する「ジャストインタイム」システムを構築。効率化により物流コストを節減する。
 エグザクト社のブライオン・パッチング共同創業者は、ビンコマースはベトナムで初めて運営から取扱商品、資産管理、輸送手段まで効果的で完全なシステムを有する企業となり、アジア太平洋地域の競争で優位に立つと強調。ビンコマースのレ・ティ・キム・トゥイ副社長は、エグザクト社との提携で、ビンコマースのサプライチェーンは国際的基準で運営されることになると期待を示した。(時事)