ベトナムの外貨準備、過去最高の680億ドルに=6月末

 ベトナム・ホーチミン市銀行大学の最新リポートによると、同国の外貨準備高は6月末時点で過去最高の680億ドルに達した。外国資本投資の流入が増えたことで3年前から倍増した。十分な外貨準備は、ベトナム中銀の対米ドル為替レートの安定に寄与していると分析されている。ベトナム・ニュース紙(電子版)が伝えている。

 国外の専門家は、ベトナム・ドンは対ドルで短期的におおむね安定すると予想。外国直接投資(FDI)や国内銀行の対外借入金の流入が堅調なことを理由に挙げた。
 また、2019年末までのFDI流入も手堅いと指摘。米中貿易摩擦が近いうちに収束する可能性は低く、中国に供給業者を集中させていた企業がアジア地域内で業者の多様化を図る傾向が続くだろうとの見方を示した。ベトナムは投資・貿易方針が友好的でコストも低く、多くの若い労働力を有しており、こうした供給業者のシフトで恩恵を受けるとみられている。(時事)