1~5月の青果輸出、1割増=保管・加工への投資が奏功

 オンラインメディアのベトナムネットなどによると、2019年1~5月の農産物全般の輸出が不調だった中、青果の輸出額は18億ドルと前年同期比10.3%増加した。保管や加工技術への投資が奏功したという。

 近年、業界大手企業が競って設備の整った青果の保管・加工施設を建設している。例えばラビフードは、1兆5000億ドン超を投じてタイニン省に青果加工工場を建設し、19年1月から操業を開始。現在は、韓国や日本など条件の厳しい市場への輸出を目指し、生の果物を処理する許可を取得するための最終手続きを進めているという。
 ビナT&Tは、ベンチェ省に年間2500万トンのココナツを加工できる工場を建設。トゥアンティエンタイン・カンパニーはドンタップ省に日産3トンのシャムカスタードアップル加工工場を稼働させた。同社は、製品をシンガポールや台湾、タイ、韓国、米国などに輸出しており、輸入果物に対する品質基準を厳しくしている中国市場への進出も果たした。
 青果輸出の増加は、アフリカ豚コレラの拡大に苦しむ養豚業や価格の下落に直面しているコメ、コーヒー、コショウ業界のマイナスを補った。(時事)