ベトジェット、グラブと提携=ハノイ-ホーチミン市を5時間以内で配送

 【ハノイ時事】ベトナムの格安航空会社(LCC)ベトジェットエア、ハイテク新興企業スウィフト247、シンガポール系配車サービスのグラブは7日、東南アジア全域の顧客への陸上と航空を結ぶ輸送サービスの提供を目指す包括提携で覚書を交わしたと発表した。ベトナム市場では、ハノイ-ホーチミン市の間を5時間以内に物品配送するサービスなどを展開する。

 今回の提携に基づき、ベトジェットとグラブは速達の配送サービスにスウィフトの技術を活用、陸上と航空の輸送を連携させることが可能になる。顧客はインターネットで注文した荷物の配達状況を確認できる。将来的には3社の顧客に使い勝手の良いサービスを提供できるよう、スウィフトのサービスをグラブのシステムに統合することも視野に入れるという。
 ベトジェットのグエン・ティ・フオン・タオ最高経営責任者(CEO)は、「今回の提携で、ベトナムの配送市場に新たな変化が生まれるだろう」と指摘。「『顧客(重視の)航空会社』への道筋で新たな一歩になる」と語った。グラブの幹部は、「提携は輸送インフラの電子化にさらに投資するわれわれの強い決意の表れで、地元企業が(ビジネスを)地域的に広げるのに役立つだろう」と述べた。