デジタル移行にICT企業5万社増を=正しい政策で先進国に-フン情報通信相

 ベトナムのグエン・マイン・フン情報通信相は8日にハノイで開かれた「情報通信技術(ICT)サミット」で、デジタル経済への移行にはICT企業が要石の役割を果たすと強調し、移行を加速するため今後全国でICT企業をさらに5万社増やす必要があるとの考えを示した。サイゴン・タイムズ紙(電子版)が伝えた。

 2019年の同サミットは「ベトナム繁栄へのデジタル移行」をテーマに開かれ、関係当局や政策担当者、起業家、専門家など700人以上が参加した。
 フン大臣は、「正しい政策を行えば、ベトナムはこの(デジタル移行という)機会を生かし、先進国になることができる」と強調。また、デジタル移行は技術革新というより政策・制度的な革新だと述べるとともに、「移行に必要な大きな要素は思考の転換であり、多くの施設などは必要ない」と訴えた。
 その上でフン大臣は、デジタル移行のためにはさらに5万社のICT企業が必要だと指摘。これらの企業を(1)強い財務力や大きな市場シェア、人材力を持ち、核となる技術やICTインフラを開発できる10~20社の大手企業(2)10~20年の実績を持つ技術関連企業(3)新興技術企業(4)革新的企業-の4グループに分類し、発展させる考えを示した。(時事)