海外送金などは直接投資資本口座で=新通達で外資系企業に義務付け-ベトナム中銀

 ベトナム国家銀行(中央銀行)はこのほど、国内への外国直接投資活動に伴う外国為替管理に関する新たな通達案を公表した。外国投資家企業や外資系企業に出資する国内企業に対し、直接投資資本口座の開設を義務付けた上、資本拠出や利益送金などは同口座を通じて行うよう求めている。通達は9月6日付で発効するとしている。

 通達の対象となるのは、外資系企業や外資系企業に出資する国内外投資家、事業協力契約を結んでいる外国投資家、官民連携(PPP)事業に参画する外国投資家など。外資系企業については、(1)投資の形で設立され外国投資家が出資者や株主であり、投資登録証を取得した企業(2)定款資本の51%以上を外国投資家が保有する企業-と定義する。
 通達案はこうした要件に当てはまる国内外企業について、投資登録証に記載された資本額を現地通貨や外貨で拠出できると規定した上、拠出は直接投資資本口座を通じて行うとしている。また、資本、利益、外国投資家が海外で得た合法所得の送金などは同口座を通じて行うなどとしている。(時事)