大型トラック関税、10%に引き上げへ=国産車促す-財務省が通達案

 ベトナム財務省は、重量が45トンを超える大型トラックの完成車に対する関税率を現在の0%から10%に引き上げる通達案をまとめた。ベトナム・ニュース紙が報じた。世界貿易機関(WTO)で国際約束した関税率と同じ水準になる。

 財務省によると、45トン超のトラックは、大半の国内企業が生産や組み立てを行えるシンプルな機能などを備えた車両。関税率がゼロの現状では、輸入車との競合で国内メーカーを保護できず、こうした車両の生産を促す効果がなかったという。
 ベトナムのトラック需要は中国、スウェーデン、東欧からの輸入車を中心に年500~700台。国内での組み立てメーカーは、タコ、日野自動車、TMTにとどまるという。2018年の45トン超の大型トラックの輸入台数は117台(1900万ドル)。今年1~4月は254台(4380万ドル)に増加している。(ハノイ時事)