日韓関係の悪化、輸出に悪影響も=ベトナム証券大手がリポートで指摘

 ベトナムのベトドラゴン証券はこのほど公表したリポートで、日本が韓国向けの半導体材料などの輸出管理を厳格化した問題に言及した上で、両国が問題を早期に解決できなければベトナムの生産、輸出、貿易収支に悪影響が及ぶ可能性があるとの見方を示した。ベトナム・エコノミック・タイムズ紙(電子版)が伝えた。

 リポートは、日本が半導体やディスプレーの製造に必要な素材の輸出管理を強化したことで、サムスン電子、SKハイニックスの生産活動が影響を受ける可能性があると指摘。アナリストのホアン・グエン氏は「コンピューター、携帯電話、カメラといった半導体やディスプレーが絡んだ製品は、2018年のベトナム輸出の35%を占める」として、両国関係の悪化がこれら製品の輸出に悪影響を及ぼす可能性に懸念を示している。(時事)