ホーチミンで国際木工産業フェア

第13回国際木工産業フェア(VietnamWood 2019)と木工機械工具国際見本市(Furnitec 2019)がホーチミン市で開かれた=写真(VNA)。ベトナム最大の木工産業イベントで、2万5000平方㍍の会場に、32の国・地域から500業者が出展。アメリカ広葉樹輸出協会やドイツ機械工業協会なども参加した。

見本市は、木工品の製造、加工会社が最新の技術に触れたり、新たな取引先を開拓したりする場として毎年開催されており、製造や加工の最新技術に関するセミナーも開かれた。

ホーチミン市ハンドクラフト材木業協会によると、今年1-8月のベトナムの林業輸出品が18.6%増の約70億8000万㌦(約7570億5円)に達し、一次産業全体の26.6%を占めている。木製家具の出荷額だけでも約66億6000万㌦(約7120億円)に上った。

オープニングセレモニーであいさつした同協会のグエン・クオック・カーン会長は、「2025年までに輸出額200億㌦(約2兆1400億円)を達成し、ベトナムが世界の木工品産業の中心地となるには今後、さらなる近代化と品質向上が課題だ」と語った。