空港地上サービス、新たな競争の場に=ベトジェットが参入模索

 ベトナムの空港におけるチェックインなどの地上サービス業務が、新たな競争の場になってきている。地上サービスの専業会社は大幅な利益を上げ、航空会社にその業務を引き継ぐことを望まない構えだ。オンラインメディアのベトナムネットが報じた。

 新興航空会社のベトジェットエアは、ベトナム民間航空局(CAAV)に対し、来年1月1日からハノイのノバイ国際空港と中南部カインホア省のカムラン国際空港で地上サービスの提供を行うことを認めるよう求めている。地上サービスを行うことで、航空会社としてのサービス能力を高めるとともに、顧客サービスの質なども向上させる方針だ。ベトジェットの幹部によれば、現在の地上サービス専業企業によるサービスはひどく、多くのクレームを受けているという。
 ベトナム空港会社(ACV)は、ハノイ地上サービス(HGS)に20%、サイゴン地上サービス(SAGS)に48%それぞれ出資している。2018年のSAGSの売上高は前年比16%増の1兆2880億ドン、税引き後利益は当初計画を18%上回る2630億ドン。19年には売上高が11%増の1兆4300億ドン、税引き後利益は8.4%増の2850億ドンを見込んでいる。18年のHGSの利益は6%増の724億ドンだった。(ハノイ時事)