ビングループ、13年以降で76億ドルの外資獲得

 ベトナムの複合企業最大手ビングループ(VIC)と傘下企業は、2013年以降、株式買い取りや融資といった形で外国投資家から計76億ドル相当の出資を受けている。オンラインメディアのVNエクスプレスが報じた。

 米プライベートエクイティ投資会社のウォーバーグ・ピンカスは13年、初の外国投資家としてビングループの小売り子会社ビンコムリテールの株式20%を2億ドルで取得した。ビングループは、15年6月までにさらに1億ドルの追加出資があったと報告している。
 13~16年半ばには3回の国際債発行、シンジゲートローン(協調融資)で6億5000万ドルを調達した。
 18年は住宅開発子会社ビンホームズと自動車子会社ビンファストを中心に44億ドルの出資を受けた。同年5月に行われたビンホームズの株式新規公開(IPO)では、シンガポールの政府投資公社(GIC)が8億5300万ドルを投じ戦略的株主となった。このIPOの総額は計13億5000万ドルに上り、ベトナム最大となった。
 直近では今年5月、韓国SKグループがビングループの株式6.15%を10億ドル前後で取得。GICが主導するコンソーシアム(企業連合)が、ビングループの小売り子会社VCMサービシズ&トレーディング・デベロップメントの少数株に5億ドルを出資した。
 ビングループは創業当初、不動産・小売り事業からスタートし、ベトナム最大の上場企業となった。14日時点の時価総額は394兆8200億ドン(170億2000万ドル)となっている。(時事)