ベトナムの競争力、67位=市場規模など好評価-世界経済フォーラムの19年番付

 【ハノイ時事】スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が9日発表した2019年版の国際競争力ランキングによると、ベトナムの総合評価は141カ国・地域中67位だった。前年(77位)に比べ10順位を上げた。市場規模などが好評価を得た。

 ベトナムは「市場規模」に対する評価が26位。特に国内総生産(GDP)と比較した製品やサービスの輸入が6位と高く評価された。「情報通信技術の導入」は41位で、携帯電話の加入状況などを中心に一定の評価を得た。
 他方、「技能」は、現在の職場での技能レベルへの厳しい評価が響き93位となったほか、「ビジネスのダイナミズム」も行政手続きなどから89位にとどまった。知的財産権の保護、コーポレートガバナンス(企業統治)、政府の政策の方向性などを分析した「制度的対応」も89位で評価が低かった。
 アジア諸国では、シンガポールが首位で、香港(3位)、日本(6位)がトップ10入り。台湾12位、韓国13位、マレーシア27位、中国28位、タイ40位、インドネシア50位、フィリピン64位、インド68位などとなった。
 世界経済フォーラムの調査は、各国・地域をインフラストラクチャーやマクロ経済の安定性、労働市場など12分野で評価。12分野の下に103の項目を設け、それぞれの競争力を詳細に分析している。