9月の新車販売、11%増=輸入車は1~9月累計で2.5倍

 【ハノイ時事】ベトナム自動車工業会(VAMA)が10日発表した9月の新車販売台数(VAMA加盟社以外の輸入車も含む)は前年同月比11%増の2万7767台だった。前月と同様に商用車などは振るわなかった半面、乗用車は好調だった。輸入完成車は1万0773台で35%増え、1~9月の累計では前年同期の2.5倍の9万3596台に膨らんだ。

 メーカーでは、トヨタ自動車が17%増の7334台で引き続き首位。2位の三菱自動車は多目的車(MPV)アウトランダーなどの好調を背景に前年同月の約3倍の3063台となり、3位にはホンダ(2866台)が続いた。
 日本車メーカーの間では、輸入車の拡大傾向が続く状況を好ましくないと考えているメーカーもある。三菱自は今後、ベトナム国内での新工場建設を視野に現地生産体制の拡充に動く方針を明らかにしている。
 車種別に見ると、乗用車は2万0916台、商用車は6532台、トラックなど特別目的車が319台だった。
 1~9月の累計販売台数は前年同期比18%増の23万0334台。商用車は3%減、特別目的車は27%減と低迷したが、乗用車が30%の大幅増となり、全体をけん引した。