来年のベトナム賃上げ率は5.1%=インドに次ぐ世界2番目の高水準―英人材コンサル調査

 【ハノイ時事】英国の人材コンサルタント会社ECAインターナショナルの調査リポートによると、2020年のベトナムの実質賃金上昇率は5.1%となり、19年の4.0%を大きく上回る見通し。5.4%の賃上げが見込まれるインド(19年5.6%)に次ぐ2番目に高い水準だった。

 ECAインターナショナルのアジア担当者はリポートで、「ベトナムとタイの労働者はさらに賃金が上昇するだろう。生産性が引き続き上昇する一方で、インフレは抑制されており、両国では長期的な傾向になっている」と分析した。アジア地域の平均賃上げ率は3.2%で、世界平均の1.4%を大きく上回った。
 各国の賃上げ率はインドネシアが4.6%(19年3.8%)で3位。カンボジアの4.2%(3.8%)、タイの4.1%(3.9%)、ウクライナの4.1%(1.7%)、フィリピンの3.7%(2.9%)、中国の3.6%(3.7%)などが続いた。