19年のGDP、7.02%増=2年連続7%台の高成長

 【ハノイ時事】ベトナム統計総局は27日、2019年の実質GDP(国内総生産)伸び率が7.02%になったと発表した。18年の成長率(7.08%)を下回ったものの、2年連続で7%台の高い伸び率を維持した。世界経済が米中貿易摩擦などで減速基調となる中、ベトナムは高い成長を続けた。19年10~12月期の成長率は6.97%だった。

 19年の最終消費は7.23%と順調に拡大。小売売上高( サービス含む) は11.8% 増の4940兆4000億ドンで、内需の好調さを裏付けた。輸出(サービス含む)は6.71%増加し、輸入が8.35%伸びた。
 米中貿易摩擦を背景に、中国などがベトナム経由での対米輸出を増やしたとみられている。ただ、米国はベトナムからの輸出拡大への不満を募らせつつある。11月にハノイを訪問したロス商務長官は両国間の貿易不均衡への対応を「喫緊の課題だ」などと訴え、ベトナムに米国産品の購入拡大を強く促した。