20年コアインフレ率、2~2.5%に抑制を=副首相が中銀に指示

 ベトナム政府で物価管理常任委員会を率いるブオン・ディン・フエ副首相は先頃開かれた政府会議で、2020年は食品など価格変動の大きな項目を除くコアインフレ率について、上昇率を2~2.5%に抑えるようベトナム国家銀行(中央銀行)に指示した。サイゴン・タイムズ紙(電子版)がオンラインメディアのVNエコノミー報道を基に伝えた。

 会議内容をチン・ディン・ズン副首相がまとめ、政府官房が公示した。公示は19年の消費者物価指数(CPI)が前年比で平均2.7~2.8%上昇で推移し、国会が定めた目標である4%を大きく下回ったと指摘。会議でフエ副首相は国家銀に対し、積極的かつ慎重、柔軟な金融政策を継続し、他の財政、マクロ経済政策と組み合わせインフレを抑制するよう指示した。
 20年の経済目標としてベトナム国会は、国内総生産(GDP)の伸び率6.8%、CPI上昇率4%未満を設定した。フエ副首相は、これらの目標達成のため政府が価格を決定する項目について、関係機関が旧正月(テト)準備期間にあたる第1、4四半期は価格を変えず市場安定施策を強化するよう求めた。(時事)