ベトナム進出日本企業トップが日本式経営を講義=ハノイ貿易大生49人に修了証―ジェトロ

 【ハノイ時事】日本貿易振興機構(ジェトロ)とハノイ貿易大学が実施した日本式経営などを伝授する「ジェトロ講座」の受講生49人への修了証授与式が16日、同大学で行われた。ベトナムに進出する日本企業トップがハノイ貿易大の学生を相手に経営戦略や人材ニーズなどを講義。修了生のホアン・トゥ・アンさんは「(講座で得た)知識を生かしてベトナムの経済・社会の発展に貢献したい。日本との関係がさらに深まるよう努力していきたい」と今後の抱負を語った。

 ジェトロ・ハノイ事務所の中島丈雄所長は修了生に対し、「社会に出て世界中で活躍してもらいたい」とあいさつ。講義を行ったベトナム三菱商事の舩山徹社長は「(今回)経験とスキル(技能)を身に付け、次なるステップで役立つと確信している」と述べた。ハノイ貿易大のブイ・アイン・トアン学長は日本関係者に感謝の意を示しつつ、今後も学生への支援で関係を深めることに意欲を示した。
 2018年に始まったジェトロ講座は今回が2回目。2019年11月2日から12月14日にかけてハノイ貿易大で実施された。ベトナム三菱商事のほか、パナソニックベトナム(松下和宏社長)、みずほ銀行ハノイ支店(五島浩二郎支店長)、イオンベトナム(石川忠彦ベトナム北部代表)、渡辺パイプベトナム(濱和秀社長)、Y.H SEIKOベトナム(吉中一夫社長)モア・プロダクション・ベトナム(勝恵美・最高経営責任者=CEO=)が同大の学生に日本企業のベトナム戦略などを説明し、意見を交わした。