ベトテル、5G通信機器製造へ=「世界で6番目のメーカー」

 ベトナムの通信大手軍隊通信グループ(ベトテル)は、次世代通信規格「5G」向けの通信機器を製造する世界で6番目のメーカーになる方針を表明した。ベトナム・ニュース紙(電子版)が報じた。5G通信機器はこれまでに、スウェーデンのエリクソン、フィンランドのノキア、中国の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)、韓国のサムスン電子が手掛けている。

 グエン・マイン・フン情報通信相とチュー・ゴック・アイン科学技術相は先週、ハノイで開かれた式典で、初めてベトテルの5G基地局を介した通信機器によるテレビ電話で会話した。
 ベトテルは2019年4月、5Gネットワーク経由で通話するために外国メーカーの通信機器を使っていた。その後、同年6月以降、約6カ月をかけて自社で通信機器と関連するソフトウエアを開発した。
 ベトテルのレ・ダン・ズン最高経営責任者(CEO)は、「世界市場における自らの科学技術の地位を高め、経済を発展させるため、多くの国が5Gサービスを利用している」と指摘。「このため、ベトテルは5Gを最も戦略的なプロジェクトに位置付けている」と強調した。
 ベトテルは、今年6月までに通信機器の商品化に着手し、1年後に量産体制に入ることを計画している。(ハノイ時事)