手数料減免や金利引き下げ=感染拡大受け銀行が企業支援

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ベトナムの銀行が国際取引手数料を免除したり、貸出金利を引き下げたりして悪影響を受ける企業への支援に乗り出している。オンラインメディアのVNエクスプレスが伝えた。

 中堅の民間商業銀行VP銀行は先に、影響を受けている顧客企業約1000社を対象に、貸出金利を1.5%引き下げると発表した。アンビン銀行(ABバンク)も総額4兆ドン(1億7240万ドル)を、影響を受ける企業への低利融資に振り向ける方針を公表。金利引き下げ幅は短期融資で最大2%、1年超の長期融資で3%になると見込まれている。
 また、HD銀行は、医薬品や医療機器を供給する企業を対象に国際取引手数料を全額免除すると表明。医療機関に資機材を供給する企業には、国内手数料の50%免除などの便宜を供与する。このほか、国有のベトナム外商銀行(ベトコムバンク)、ベトナム工商銀行(ヴィエティンバンク)をはじめ他の多くの銀行も、影響を受ける企業への支援策を検討している。(時事)