中銀、ネット決済手数料の引き下げ指示=非現金取引の促進で

 【ハノイ時事】ベトナム国家銀行(中央銀行、SBV)は13日、決済サービス事業者に対して、インターネットを通じた公共サービスの料金支払いや銀行間の送金に関する手数料などを引き下げるよう指示した。非現金取引を促進する取り組みの一環。

 ベトナム国家決済会社(NAPAS)は今月25日から、銀行間で1件当たり50万ドン(約22ドル)未満の少額送金を行う際の手数料を現行の1800ドンから500ドンに引き下げる。ネットを使った公共サービス料金の支払いでの送金手数料は、年末まで無料とする。
 中銀は決済サービス事業者に対して、NAPASの対応と同等のレベルまで手数料を引き下げるよう求めた。
 ベトナム政府は決議などで、非現金取引と公共サービスのネット支払いを推進する方針を打ち出している。14日付のベトナム・ニュース紙によれば、中銀は非現金取引を後押しするための5カ年計画を策定しており、今年10~12月期に政府にリポートを報告する見通し。
 中銀は今年の課題として、全国で非現金取引を促進することを掲げている。革新的なITシステムの導入に加え、デジタル銀行業務や取引などの安全性の確保に向けて先端技術を活用することも目指している。