新型コロナウイルスの影響、800社以上が活動を縮小や停止

 ベトナム労働・傷病軍人・社会事業省は、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の影響について、企業800社以上と8700人余りの従業員が影響を受けているとするリポートを公表した。30省・市で322社が活動を停止し、553社が生産・事業規模を縮小しているという。国営ベトナム通信(VNA)などが伝えた。

 63省・市からの報告によれば、中国人3万3775人の正規労働者のうち。2万6388人が旧正月に中国へ戻り、その多くが感染拡大の影響で現在もまだベトナムに戻っていない。10日午後4時現在、ベトナムで働いている中国人は、旧正月休みもベトナムに残っていた7388人と休み明けにベトナムへ戻った7630人の計1万5018人にとどまっている。
 一方、中国本土や台湾、マカオ、日本、韓国、マレーシア、アラブ首長国連邦、フィリピンといった新型コロナウイルスの感染が確認されている国・地域で働いている52万4153人のベトナム人で新型コロナウイルスに感染したとの報告は今のところない。
 労働・傷病軍人・社会事業省の調査でも、労働や雇用の問題に関する大きな変化はないと報告された。ほとんどの企業、特に大企業は通常の活動を維持、安定しており、労働力不足は起きていなかった。(時事)