ベトナム国営石油子会社と海洋の石油・ガス資源めぐり共同調査=出光とJOGMEC

 【ハノイ時事】石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は19日、ベトナムの海域における石油・ガス資源の可能性を評価するための調査を行うと発表した。出光興産、国営石油会社ペトロベトナムの子会社ペトロベトナム探査・採掘総合会社(PVEP)との共同調査で、1年程度の期間を想定している。

 探鉱の可能性を評価した上で有望と判断できれば、鉱区の取得を含めた作業をさらに行うことを目指すとしている。
 出光は1990年代前半からベトナムでの石油・ガスの探鉱活動を展開。約30年にわたってベトナムと交流があり、今回の調査でも出光の知見と経験を活用する。JOGMECは共同調査を通じて、両国の関係強化に加え、日本のエネルギー安定供給の確保につながるとしている。
 ベトナムは、ロシアなどとも海洋でのエネルギー資源の開発に取り組んでいる。こうしたベトナムの動きに対して、南シナ海で領有権を争う中国は反発する構えを強めている。