在ベトナム米国企業、材料不足に直面=新型コロナの影響-AMCHAM調査

 ベトナム・ハノイの米商工会議所AMCHAMの調査によると、ベトナムで活動する米国企業は新型コロナウイルスの感染拡大により原材料の供給不足に直面しており、代替材料の確保と在庫の管理が最大の課題となっている。ベトナム紙ベトナム・インベストメント・レビュー(電子版)などが伝えた。

 調査によると、会員企業の50%以上が感染拡大による混乱で材料調達が困難になったと回答し、35%は現在のサプライチェーンの混乱が自社のグローバルな生産・経営活動に影響していると指摘。いくつかの企業は、工場はフル稼働していないが2週間以内に改善されるだろうと期待していた。
 また、大半の会員企業は2020年の収益予想に対する感染拡大の影響を評価するのは早すぎるとしつつ、70%は収益減の割合が10%以下と見込んでいた。
 注目されるのは、会員企業の4分の1がベトナムの国内総生産(GDP)を1.5%以上押し下げると考え、4分の1の企業がGDPへの影響がほとんどないことを期待していた。
 一方、収益と原材料への影響に関する心配以外に、米国企業は外国の専門家や労働者をベトナムに派遣することに苦労していた。また、会員企業の60%が発生直後からスタッフの在宅勤務を認め、職場には手の消毒剤を設置するなどしている。約80%はウイルスへの懸念から会議やイベントをキャンセルまたは延期していた。(時事)