新型コロナ、海外衣料ブランドに懸念拡大=原材料不足による生産停止や縮小で

 ベトナム紙ベトナム・インベストメント・レビュー(電子版)などによると、新型コロナウイルスの感染拡大でベトナムの多くの衣料関連メーカーが操業停止または生産を縮小し始め、ユニクロや米ギャップ、米ナイキといった海外ブランドの間で懸念が広がっている。中国からの原材料の供給不足が影響しているという。

 記事によれば、ユニクロは中国以外のアジア諸国にも生産拠点があり、70社の生産協力会社のうち5分の1はベトナム企業。ナイキも、ベトナムで複数のサプライヤーを抱えている。ただ、ベトナムのメーカーは生地の多くを中国から輸入しており、海外ブランドにとっては逆風が吹いているのが現状だ。
 ユニクロはすでに、日本のウェブサイトで、生産と物流が遅延しているため一部商品の発売を延期すると発表した。
 また、税関検査の停滞や、中国工場が人員不足により生産力が低下しているという情報もある。(時事)