韓国がトップに 第1四半期ベトナムへの海外直接投資 

今年第1四半期のベトナムへの海外直接投資額は、日本を抑えて韓国がトップに躍り出た。韓国は、通年でもトップを維持するとの見方が強い。

計画投資省の統計によると、今年の第1四半期、ベトナムには34の国から33億ドル(約3300億円)の海外直接投資があった。トップは韓国で、全体の22.9%に当たる7億6560万億ドルを占めた。2012~2013年にかけて最大の投資国だった日本は4億1430万ドル(12.4%)で2位に後退した。

韓国内では、ベトナムの投資環境は好調に推移するとの見方が強く、今後もロッテをはじめとする巨大グループ企業が、ベトナムでの事業拡大を計画。こうした情勢などから、韓国は通年でも日本をしのいでトップに立つ公算が高くなっている。