日本はベトナムで「最大の投資家」 2

外国投資局(MPI)によると、2014年3月まで、日本からの投資は、2237のプロジェクトで登録資金額は353億8000万ドルに上り、ベトナムに投資している101の国と地域の中で最大の投資家になっている。

その内、ハノイ市への投資は、538プロジェクトがあり、登録資金額は38億6000万ドルだった。(日本の投資プロジェクト全体の24.1%、投資金額の10.9%を占めている)

日本の投資家は、ベトナムに4つの形態で投資を行っている。「100%の外国資本」が1838プロジェクトと、形態としては最も多くのプロジェクトを誘致し、登録資金は194億ドルとなった。「合弁形式」は362プロジェクトだが、登録資金は148億ドルに上っている。残る2つの形態は「株式会社」と「経営協力契約」。

日本は、ベトナムの63都市(直轄市)・県(省)の中で48の都市・県(省)に投資している。(沖合の海底油田などへの投資は含めず)

全土への投資の中で、トップはタインホア省(県)で、8つのプロジェクトがあり、登録資金額は96億7000万ドルに上っている。次は、ビンズオン省で、224プロジェクトがあり、登録資金額は41億8000万ドル。3位は、ハノイで538プロジェクトがあり、登録資金額は38億6000万ドルだった。