消費者物価、ホーチミン市は2カ月連続で下落

ホーチミン市統計局の報告によると、同市の4月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.04%下落し、2カ月連続で下がった。

CPIの調査対象となる11品目の中で、5分野(グループ)が下がった。最も下がったのは「電気、水道、ガスなど」だった。「郵政・通信」、「文化・娯楽・観光」、「衣服(繊維)など」も下落した。

一方、「食品(食料)・飲食サービス」は0.22%上昇した。同市統計局によると、食品の価格が前月比0.64%上昇、一方、外食はわずか(0.04%)に下がった。

交通は0.29%と最も大きく上昇した。「薬品・医療サービス」と「教育」に変動はなかった。

CPIが低い水準にある背景には、ホーチミン市での消費動向が大きく上向いていないことがありそうだ。

一方、年始の3カ月間に、ホーチミン市では、5086の企業が解散した。ほとんどが個人企業だった。

年初から4月15日までに、同市全体では、7274の企業が新しく登録した。業種は貿易サービスに集中(約75%)している。