4月のハノイの消費者物価、わずかに上昇

ハノイ市統計局は4月の消費者物価指数(CPI)について、前月と比べて0.12%の上昇に止まり、前年(2013年)同期比では6.27%のアップ-と発表した。

同市のCPIは先月、下がったが、4月は調査対象となる11商品分野(グループ)の内、10グループでアップしたことから、上昇に転じた。前の月に比べて下がったのは「電気・水道・ガスなど」のグループで、同グループは3カ月連続で下がっている。

「郵政・通信」は先月と比べてほぼ変動はなかった。

大きく上昇したのは「衣服(繊維)・帽子・靴など」で前月比0.44%上昇した。北部の天気が変わったことから、衣服、帽子、靴などに対するニーズが高まったことが理由とみられている。

「食料・飲食サービス」も0.32%上昇し、今回の統計に影響を与えている。

買い物が多い「テト」(旧正月)を除いて、4月は「小売り」の増加率が最も大きくなるとみられている。