農産物輸出、20年の目標変えず=4月以降に感染収束と期待

 べトナム・ニュース紙(電子版)によると農業地方開発省は、農産品輸出を420億ドルとした2020年の目標を下方修正しない方針だ。新型コロナウイルス感染拡大で各国の需要が停滞しているが、4月以降に中国、米欧諸国で感染が収束に向かうと期待している。

 同省は中国の情勢について、ウイルス感染が制御され、農産品輸入需要は4月には増加に転じるとみている。国境経由の貿易は、検疫規則に従っているためゆっくりではあるが、正常化の兆しを見せているという。
 一方、米国、欧州連合(EU)向け輸出の回復は、感染が制御できそうな6、7月の見通しという。日本、韓国向けは6月以降増加するとみている。
 年初に設定した20年の輸出目標では、中国向けが10%、東南アジア諸国連合(ASEAN)や他の諸国・地域向けが9%それぞれ増加し、米欧向けの減少を補うとしている。(時事)