ベトナムは、シンガポールにとって「魅力ある投資先」であり続ける 1

シンガポールは現在、ベトナムにとって2番目に大きな投資国(第1位は日本)だ。ここ数年、シンガポールからのベトナムへのFDI(海外直接投資)は増加しており、この傾向は2014年も続くとみられている。

計画投資局(計画投資省)によると、今年1月までに、シンガポールの企業はベトナムに1238プロジェクトを投資、登録投資金額は294.4億ドルに上っている。シンガポールは、日本に次いで「第2位の投資国」だ。

また、外国投資局(MPI)によれば、2013年にベトナムは世界の54の国・地域から1275の新規登録FDIプロジェクトを誘致。472のプロジェクトで追加投資が行われた。登録資金の総額は216億ドルで、この内、シンガポールからの投資は20.25%を占めた。

2013年のシンガポールからのFDIは、2012年に比べて253.38%と大幅に増加した。世界的な不景気が続く中で、シンガポールのベトナムへの投資の大きな伸びと成長は、注目を集めている。