4月の新車販売、44%減の1万1761台=新型コロナの影響で、軒並み3割超える大幅マイナス

 【ハノイ時事】ベトナム自動車工業会(VAMA)が12日発表した今年4月の新車販売台数は、前年同月比44%減の1万1761台となった。ベトナム政府は新型コロナウイルス対策として、4月1日から数週間にわたり、不要不急の外出禁止などの厳格な制限措置を実施。トヨタ自動車、ホンダなどが一時、工場の操業を停止するとともに、販売店の店頭での営業活動も休止し、自動車販売に影響が及んだ。1~4月の累計では前年同期比36%減の6万4100台。

 3月の内訳は、乗用車が7796台、商用車が3652台、ダンプトラックなど特別目的車が313台。国内生産(車両組み立て)が前年同月比33%減の7400台、完成車輸入が40%減の4361台だった。4月までの累計販売台数は、乗用車が前年同期比37%減の4万6089台、商用車が31%減の1万6769台、特別目的車が36%減の1242台で、大きなマイナスとなった。
 メーカー別の販売動向を見ると、4月は引き続きトヨタがシェア25.9%でトップだったが、販売台数は前年同月比33%減の2803台にとどまった。三菱自動車は33%減、ホンダは52%減となるなど、各社ともに軒並み3割を超える大きな落ち込みだった。4月までの累計でも、トヨタは首位を維持したが、前年同期比29%の大幅なマイナスとなった。自動車業界では、ベトナム政府に対して新型コロナの影響を克服するための支援策の実施を求める声が上がっている。