車両登録手数料、半減へ=計画省に決議取りまとめ指示―フック首相

 【ハノイ時事】ベトナムのグエン・スアン・フック首相は計画投資省に対して、新型コロナウイルスで影響を受ける経済活動を支援するための決議を取りまとめるよう指示した。決議には、国内で生産したり、組み立てたりした自動車の車両登録手数料を今年末まで50%引き下げることなどが盛り込まれる見通し。

 また、環境保護のために航空機燃料に課す税金を年末まで30%引き下げることも検討し、国会の常務委員会に報告するよう求めた。計画投資省は、商工省、農業・地方開発省、財務省、ベトナム国家銀行(SBV、中央銀行)などと調整作業を進め、決議を取りまとめる。財務省は先に、車両登録手数料の引き下げに難色を示していた。
 オンラインメディアのVNエクスプレスによると、車両登録手数料はハノイでは車両価格の12%、ホーチミン市とダナンでは10%となっている。アナリストらは、登録手数料の引き下げが自動車販売を押し上げる可能性があるとみている。
 ベトナム自動車工業会(VAMA)によれば、今年4月の新車販売台数は前年同月比44%減の1万1761台。1~4月の累計では前年同期比36%減の6万4100台で、新型コロナ流行の影響で大きく落ち込んでいる。