各国の航空会社がベトナム線の再開希望=航空局10日に計画提示へ

 【ハノイ時事】ベトナム民間航空局(CAAV)によると、世界各国・地域の多くの航空会社がベトナムとの航空便の再開に関する提案を行っている。運輸省はベトナム向けだけでなく、国内発のフライト再開も検討している。国営ラジオ・ベトナムの声(VOV)が2日報じた。

 航空局は、韓国や台湾の航空会社からの提案を検討するとともに、香港、フランスなどと結ぶ国際線の再開を計画している。再開を決める要因としては、新型コロナウイルスの感染予防対策の徹底をはじめとした安全上の条件を満たすことを挙げている。
 航空局は外務省、保健省など関係省庁や新型コロナ対策の政府委員会と緊密に連携。各国の流行状況を見極めた上で、どの路線をいつ再開するかを決める方針という。
 運輸省は航空局に対し、10日までに国際線の再開に関する計画をまとめるよう指示。その計画を首相に提出するとしている。再開に当たっての原則や基準、タイミングなどを明らかにするとしている。
 ベトナム国内の航空各社は、新型コロナが発生する前の運航スケジュールを復活させたい考え。ベトナム航空によれば、2カ月前に作業グループを設置し、運航再開の計画を策定しているという。
 新型コロナ流行の影響で大きな打撃を受けたベトナム航空は、国際線の再開を期待している。ただ、ベトナム当局は新型コロナの予防対策に関するすべての条件が満たされなければ、再開を許可しない姿勢を崩していないもようだ。