新型コロナ、500万人超の仕事に影響=レイオフや減給など

 ベトナム労働・傷病軍人・社会事業省のレ・バン・タイン次官は3日の電話会議で、新型コロナウイルスにより多くの企業が一時休業や事業を縮小したことで、1~5月に全国で500万を超える人が一時帰休(レイオフ)や労働時間の短縮、減給などを強いられたと説明した。サイゴン・タイムズ紙(電子版)などが伝えた。

 86%の企業が新型コロナの影響を受け、特に加工業や小売業、物流、輸送、観光業などの従業員はレイオフを余儀なくされた。
 調査によると、1~4月に仕事をしていた人は、労働年齢人口の75.4%と過去10年間で最も低い水準だった。5月に仕事復帰した人は7万~8万人いたが、タイン次官は、輸出市場が停滞しているために企業はいまだ厳しい状況だと強調した。
 労働省雇用局のグエン・ティ・クエン副局長は、1~5月の失業手当の申請件数が43万を超え、前年同期の2倍を上回る数だったと説明した。
 クエン副局長は、今から年末にかけて新型コロナが落ち着いた状況であれば、国内の失業者は毎月7万~8万人になると予測。再び感染が拡大すれば毎月8万~9万人、最悪の場合は最大10万人が職を失うとみている。(ハノイ時事)