6割弱が輸出の急激な落ち込み訴え=新型コロナで大幅減

 【ハノイ時事】ベトナム計画投資省と商工省が5月に実施した調査によると、対象の約13万社のうち輸出が急激に落ち込んだと訴えた企業は57.7%に上った。47.2%の企業は海外に自社製品を出荷できなかったと回答した。サイゴン・タイムズ紙(電子版)が4日伝えた。

 新型コロナウイルスの影響が輸出・加工業を中心にベトナム企業に広がっている実態が改めて浮き彫りになった。欧州連合(EU)、日本、東南アジア諸国連合(ASEAN)といった国・地域との貿易が落ち込んでいるという。
 トイチェ紙(電子版)によれば、5月の輸出入総額は前年同月比15.7%減の379億ドル。1~5月の累計では前年同期比2.8%減の1968億ドルだった。農水産物、燃料鉱物、加工製品の主要3分野が落ち込み、燃料鉱物は60.6%の大幅なマイナスとなった。
 最大の輸出先は引き続き米国で、1~5月の輸出額は8.2%増の246億ドルだった。中国が163億ドル(20.1%増)で続いた。