4~6月期のGDP、0.36%増=11年以来の低水準、上期は1.81%増

 【ハノイ時事】ベトナム統計総局は29日、今年4~6月期の国内総生産(GDP)が前年同期比0.36%増にとどまったと発表した。4~6月期の成長率は過去数年6%を超える水準で推移してきたが、新型コロナウイルスの影響により2011年以来の低い伸びとなった。1~6月期の成長率も1.81%と、11年以来の低水準だった。

 統計総局は、「新型コロナの流行が複雑に推移し、すべての経済・社会分野にマイナスの影響を及ぼした」と分析した。グエン・スアン・フック首相が経済的なメリットを犠牲にしてまで、新型コロナの封じ込めを最優先で進めたと説明し、「こうした対応がマイナス成長に陥らず、経済を拡大させる確固たる基盤になっている」との認識を示した。
 1~6月期の動向を需要項目別に見ると、最終消費は0.69%増、累積資産は1.93%増と伸びたが、輸出(サービス含む)は0.31%、輸入(同)は2.54%のマイナスとなった。新型コロナの流行によって、米国、日本、欧州連合(EU)といった主要国・地域はマイナス成長に直面しており、ベトナムも外需の落ち込みによる影響を受けた。