今年上期の外国直接投資、15.1%減=出資額が落ち込み-日本は4位

 【ハノイ時事】ベトナム投資計画省の外国投資庁(FIA)が公表した今年初めから6月20日までに外国企業が行った直接投資(FDI)認可額は、前年同期比15.1%減の156億7100万ドルとなった。液果天然ガス(LNG)火力発電プロジェクトの大型案件があり、新規投資額は13.8%伸びたものの、出資・株式投資額は小口の案件が中心となったことで、56.8%減の35億1000万ドルにとどまった。

 新規投資額は84億4000万ドル。投資変更額は37億ドル超の増資となり、26.8%増えた。出資・株式取得も、件数自体は4125件で2.6%増加したが、1件当たりの平均金額が約85万ドルで小口の投資が目立った。
 国・地域別では、大型の発電所事業への投資があったシンガポールが約54億3800万ドルと引き続き首位で、2位はタイ(15億8100万ドル)、3位は中国(15億7700万ドル)が続いた。日本は14億6400万ドルで4位、5位は韓国(14億2900万ドル)だった。
 業種別では、製造・加工部門への投資が80億0500万ドルと全体の51.1%を占めた。発電・発送電部門(39億4900万ドル)、小売り部門(10億8000万ドル)、不動産(8億4900万ドル)などへの投資も多かった。