コロナ後の経済回復、日本などと意見交換=ベトナム外務省報道官

ポストコロナを見据えた日本を含む各国との協議を終えて、ベトナム外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は、次のように述べた。

写真㊤=外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官

「新型コロナウイルスが世界中に拡大を続け、ほぼすべての国が深刻な被害を受けていることを考慮し、ベトナムは責任ある国際社会の一員として、他の国や組織、とりわけASEAN諸国や国連と連携を取ってきた。ベトナムは、様々な形式、レベルでの意見交換会、例えば国際会議や地域会議に参加し、またハイレベルの二国間、多国間の電話会議にも出席して情報共有を図ってきた」

さらに、ハン報道官は、「ベトナムは最近、米国、日本、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドとの間で、それぞれの国、地域、世界における新型コロナの動向について話し合い、感染拡大の抑制、国民保護への協力、医療物資や人道支援の提供、輸送や貿易の維持、コロナ後の経済回復に向けて、様々な情報を共有した」と述べ、各国と協力関係を築きながらコロナとの闘いに挑む考えを示した。