ポメロ、米国へ 正式に輸出認可

米国との間で手続きが進められていたベトナムから米国へのポメロの輸出が正式に認可された。産地のメコンデルタ地方では、すでに農家や輸出業者が、輸出に向けた準備を進めている=写真

米国で行われた高官レベルのワーキングセッションで明らかにされた。今後、パブリックコメントを募り、早急に結果を発表するとしている。

ポメロは、はっさくに似た柑橘類で、日本ではザボンなどとも呼ばれる。米国への輸出が認可されたフルーツは、マンゴーやリュウガン(竜眼、ロンガンとも呼ばれる)、ライチ、ドラゴンフルーツ、ランブータン、スターアップルに続く7番目。すでに輸出されている6種の輸出高は年間2000万㌦(約27億円)に上る。ポメロは保存のきく期間が比較的長いため、流通面などで期待が集まっている。