紙、コーティング、ゴム、プラスチックの国際見本市、3日からホーチミンで開催

紙とコーティング、ゴム、プラスチックをテーマにした4つの国際見本市が8月3~5日の間、ホーチミン市のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC)で開催される。

見本市は、第9回国際紙・パルプ展(PAPER VIETNAM 2022)、第8回国際ゴム産業・タイヤ製造展(RUBBER & TYRE VIETNAM 2022)、第7回国際コーティング・印刷インキ産業展(COATINGS EXPO VIETNAM 2022)、第3回プラスチック産業展(PLASTECH VIETNAM 2022)の計4つ。

これらは、ミンビー展示&広告サービス社(VEAS)が毎年開催してきた国際貿易イベント。3年ぶりに復活した2022年の見本市には、ベトナム紙・パルプ協会(VPPA)、ベトナム塗料・インキ協会(VPIA)、ベトナムゴム協会(VRA)、ホーチミン市ゴム・プラスチック協会(RUPA)、インド基礎化学品・医薬品・化粧品輸出促進委員会(CHEMEXCIL)、インド非木材・再生紙製造業者協会(IARPMA)、韓国接着・コーティング製造協会(KACA)といった国内外の機関から支持を得られた。

見本市には、ベルギー、ドイツ、インドネシア、米国、日本、フランス、タイ、トルコ、スウェーデン、中国、インド、韓国、マレーシアなど17カ国、150以上の企業が出展する予定だ。特に栄誉ある国はインドで、41社が参加する。

また、ベトナムを代表する企業もブースを構える。例えば、ドンティエン・ペーパー、ミザ、ベトアン、ミンタイン、ミンロン、ダナンラバー、ヒエンロン、キエンヴオン、ヴォットソン、クオックタン、ニャットミン、グエン・クイン・アイン、マックティックなど。

見本市には国内外から約8000人の来場者が見込まれており、企業やメーカー、サプライヤー、流通業者、バイヤー、技術専門家などが、コロナを経てビジネスを促進する絶好の機会である。同時に、参加者らが交流を深め、業界のリーディングカンパニーとともに最新情報を活用することで、ベトナムに強力なデジタルネットワークを構築することも可能になる。

会場では、新製品と最新の技術が展示され、例えば、生ゴムのエリア、紙製造業チェーンのエリア(あらゆる種類の紙・パルプ・紙製造技術、紙化学品、包装紙、ティッシュペーパーなど)、塗料やコーティング材料のエリアなどが設けられる。

3日間の会期中には、「ベトナムの製紙工場における情報技術の活用」「ベトナムにおけるこれからの段ボール用抄紙機」「ゴム産業の概要」「ゴムの技術開発の可能性と機会」をテーマにしたセミナーや、「ベトナムの塗料産業とインド・韓国企業とのミーティング」「ベトナムと海外の製紙業とのミーティング」「業界の専門家、企業によるセミナーセッション」も開かれる。

このほか、ビジネスマッチングプログラム(BtoB向け)やポテンシャルバイヤープログラム(VIPバイヤー向け)、観光ツアーなどの企画も多数用意されている。