ホーチミン市で衣料、繊維業界の見本市 サイゴン・テックス&サイゴン・ファブリック

衣料と繊維業界の見本市「サイゴン・テックス&サイゴン・ファブリック2022」がこのほど、ホーチミン市で開催された=写真。日本や韓国、中国、ドイツなど17の国・地域から278の出展者が参加した。

見本市は、ベトナム初の衣料と繊維業界の見本市として2019年に初開催。商工省やベトナム商工会議所、ベトナムテキスタイル&アパレル協会などでつくる運営組織の支援のもと、国際見本市連盟(UFI)の基準に準拠して開催している。今年は先月27日から4日間にわたって開催された。開催にあたって、ベトナム商工会議所のボ・タン・チャン副会頭は「衣料品と繊維の輸出は、今年の年初以来半年で前年比23%増の220億㌦(約2兆9300億円)を記録した。新型コロナウイルス禍の中で、この数字の持つ意味は大きく、通年では400億ドル(約5兆3400億)の大台を達成したい」と意気込んだ。