ベミンがトップ5企業に 商工省の電子商取引白書

ベトナム進出3年を迎えた韓国系フードデリバリー、べミン(BAEMIN)=写真=が、商工省ベトナム電子商取引・デジタル経済エコノミー庁が認める電子商取引トップ5企業の一角に食い込んだ。

同庁はこのほど、新型コロナウイルス影響下での電子商取引の動向を把握するため、ベトナム電子商取引白書2022をまとめた。その中で消費者5000人、企業1万社のデータをもとに、ベトナムにおける電子商取引のリーディング企業として10社をピックアップ。いずれの企業も収入の95%以上をウェブや電子商取引サービスから得ており、中でもベミンは最も若い企業として注目された。

同社は2019年にベトナムに進出。現在は、業界最大規模の21省でサービスを展開している。独自のキャンペーンなどを展開し短期間でベトナム人ユーザーに浸透。市場調査会社によると、顧客満足度のランキングでは2020年と21年にトップに輝いている。