園芸や花栽培の生産、加工技術に関する展示会・会議「 HortEx Vietnam 2023」が来年3月1日から3日間、ホーチミン市のサイゴンエキシビション＆コンベンションセンター（SECC）で開催される。

東南アジアで最大規模の展示会で、最新技術の紹介とともに輸出促進の場としても期待されている。前回は30カ国200の出展があり、国内外の6500人が訪れた。今回は前回を超える250の出展者と7000人の来場を見込んでいる

今月11日には同市で、招致イベントが開催された。ベトナム青果協会のダン・フック・グエン事務局長は、ベトナムには120万ヘクタールの果樹園があり、約1200万㌧のくだものを産出し、輸出高は年間35億㌦(約5260億円)に上ることを紹介。「ベトナムは世界最大のフルーツ輸出国の一つになるポテンシャルがある」と話した。

展示会は、イベント運営会社のミンビ・エキシビジョン＆アドバタイジングサービスと、同イベントのパートナー国にもなっているオランダのノバ・エキシビジョンBVが共催。オランダ大使館員で農業カウンセラー、イングリッド・コービング氏は「オランダパビリオンは100％リサイクル素材を使用する予定。会場でみなさんに見てもらうのが楽しみだ」と語った。