言語の垣根を越え、外国人利用者への普及を推進しようとビナフォン(Vinaphone)が進めている携帯電話サポートサービス「交換台9192」サービスが、外国人の利用者らに、「親切」「すばらしい」と評判を呼んでいる。

とある日の午後8時、ある中国語のオペレーターは、「道に迷ってしまった。助けてほしい」という電話を受けた。聞けば、彼はベトナム語が話せず、ラオカイ省に行こうと車をひろおうとしているが、自分が今どこにいるかを伝えて欲しいと言ってきた。この種の対応は、業務外だったが、オペレーターは彼が無事目的地に行けるよう手助けした。

別の英語オペレーターは、「ビナフォンの電話から誰にも連絡がつかない」と困り果てた様子の外国人から問い合わせを受けた。結局、オペレーターは、そのユーザーが電話をした時間帯が、ベトナムの勤務時間にあたる午前7~午後4時と重なり、このため、みんなつかまらなかったことに気づいた。

このように、「交換台9192」サービスのオペレーターは、多くのユーザーの問い合わせに応えなくてはならないが、オペレーターたちは顧客が同社のサービスに満足することに喜びを覚えている。

オペレーターたちは、年中無休で午前6時半から午後10時半まで、英語、中国語、日本語、韓国語の4カ国語で、日に何百、年間何万、何十万という電話に対応している。