商工省(MoIT)は、ベトナムのアメリカ大陸との貿易黒字が2022年、1000億ドルを突破したことを明らかにした。

アメリカ大陸との貿易額は1539億ドルで前年比10.7%増となった。ベトナムからの輸出は1282億ドルで前年比12.4%増、輸入は257億ドルで前年比3%増だった。

同大陸における主要な国々との貿易の推移を前年と比較すると、米国との貿易が11%増、ブラジル6.6%増、カナダ16.5%増、メキシコ7.1%増、チリ9%増、アルゼンチン8.3%増と安定していた。

中でも米国市場との貿易額は11%増の123.86米ドル、ベトナムから米国への輸出額は1094億ドルで2021年と比較して13.6%増だった。

商工省のドー・タン・ハイ副大臣は、2023年は厳しい年になることも予想される。市場の状況を注視するとともに、ベトナムからの輸出を維持し、拡大するためにさらなる施策が必要だろう、などと話した。