日本の政府、企業が注目するベトナムのロンタイン空港計画

ベトナムのドンナイ省人民委員会はこのほど、ベトナム・ホーチミン郊外に計画中のロンタイン国際空港について、日本のコンサルタント会社、日本空港コンサルタンツと話し合った。

その結果、日本空港コンサルタンツは、国会説明を前に、より納得いくようにプロジェクトを修正することになった。空港プロジェクトは周辺の開発計画も含んでおり、省は20兆ドン(約1000億円)規模の整地事業と、5400世帯、17000人の立ち退きを所管することになる。

省は、立ち退きについて、約540ヘクタールのエリアと空港周辺2万1000ヘクタールのエリアの2回に分ける方法を計画。プロジェクトは日本の政府開発援助(ODA)の対象にもなっているため、日本政府も大きな関心を寄せている。

日本のコンサルタントが、空港への交通や給排水、電力、通信事業の動向を注視するなか、日本の関連団体、企業では、ロンタイン国際空港への投資を検討する会議を盛んに開いている。