ベトナムのアパレル産業が好調、輸出が増加

ベトナムは輸出が好調に推移している。特にアパレル産業の輸出は大きな目標を達成した。

大手のアパレルグループ「Vinatex」の市場部長によると、世界的な景気の回復傾向とベトナム政府による国内経済安定に向けた取り組みなどによって、年初から6月(1月から5月末)までの、アパレル産業の生産及び経営は安定的かつ力強い成長を遂げている。輸出総額は前年同期に比べて16.4%増えて約102億ドルに上っている。

ベトナムのアパレル産業の競争力は継続的に上がっている。例えば、アメリカへの繊維製品の輸出額は1月から5月末までの間、45億ドルに上り、前年同期比14.5%増加した。アメリカから輸入額は前年に比べて3.27%増えただけだった。ヨーロッパ市場への輸出も同様で、ヨーロッパへの輸出は合わせて14.7億ドルとなり、前年に比べて11.3%アップしたが、輸入額は3%の上昇だった。

年初の6月(1月から5月末)の日本への繊維製品の輸出は前年同期より11.6%アップして11.8億ドルに達した。韓国市場への輸出額は前年同期比約30%増の8億7400ドルで、輸入額のほぼ倍になっている。

アパレル業界は市場調査に基づき、2014年の繊維製品の楽観的な輸出目標を236億ドル-に設定した。