ベトナム・マニュファクチャリング・エキスポ(VME)2014開催 8月27~29日、ハノイで

産業支援のためのベトナム最大の見本市、ベトナム・マニュファクチャリング・エキスポ(VME)2014と、高品質の自動車・産業部品を求める製造・組立業者のための最大の見本市、インダストリアル・コンポーネンツ・アンド・サブコンタクティング・ベトナム(ICVS)2014(産業部品と下請けベトナム見本市)が8月27~29日、I.C.E.ハノイで開催される。

VMEの日本パビリオンには、歯車製造のグリーソンアジアなど多くの日本企業が参加する予定。日立ケーブルベトナムのセールスマネジャーは出展理由として「社会的インフラ整備など、多くのビジネスチャンスが得られる点」を挙げる。「ベトナムで事業を展開するうえでは、国の政策方針、地域文化など、数多くの分野でのリサーチに多大な時間がかかってしまう。エキスポは、こうした動向や情報をまとめて知るビッグチャンスになる。見本市は、われわれの会社紹介や販促だけでなく、潜在的な顧客との出会いの場にもなる。引き続き業績を伸ばし、ビジネスチャンスの拡大につなげたい」としている。

アンカーボルトメーカーのサンコーファステムの総務担当者は、「日本のアンカーボルト製造のトップ企業である当社にとって、近年のベトナムは、最も有望な投資先になっている」と話す。「多くの工場がベトナムに進出し、稼動し始めているが、製造ラインや機械を固定するため、当社のアンカーボルトの需要が高まっている。今回は2度目のエキスポ参加になるが、マーケティングの場としてだけではなく、顧客に対するアンカーボルトの効果的な使い方や知識を周知するためのチャンスにもなる」と期待している。

ベトナム・マニュファクチャリング・エキスポ(VME)2014サイト
http://www.vietnammanufacturingexpo.com/