暑い夏、ベトナムの若者たちに人気の清涼デザートをご紹介します。今年はいつも人気のメニューに、ニューフェースが加わりヒートアップ。暑い!!

【人気の杏仁豆腐】=写真㊤
今年は５月ごろから見かけるようになりました。見た目は質素で色合いも“地味”ですが、自然の香りと清潔感のある味が評価されているようです。サトウキビの甘さを生かして、ミルクとバーターなどで作った餡（あん）と豆腐。杏仁の香りが、このデザートの味を引き立てています。ミルクとクリームで作る伝統的なものに加えて、抹茶やイチゴ味など新しい美味しさが加わりました。一人分18,000～30,000ドン（1ドン＝0.0047円　1万ドン＝約47円　7月12日現在））です。

【ヨーグルトの“改変”】

ヨーグルトは栄養価が高いだけではなく、女性の肌にも良いとされ、以前から人気の高いデザートです。今年は少し改変され、ネップカン（黒いもち米）やジャックフルーツなどが入っています。冷たい果物ヨーグルトは自然な味で、とても美味しいです。一人分は　15,000～25,000ドンです。

【ココナッツのアイスクリーム】
面白いそうな外観がまず評価のポイント。ココナッツの中にアイスクリームを入れ、さらにココナッツを乗せます。アイスクリームの量は多いので二人で食べて調度いいくらい。ココナッツの中身（白い部分）とアイスクリームを一緒に味わうのが美味しい食べ方です。

【外国生まれのスイーツも好評】
シンガポールのスイーツが今年の夏、大人気です。果実入りココナッツミルクはたくさんの種類の果物が入れられ、清潔な味が評判です。果物の「のり」は生臭さはなく、甘くていい感じ。口どけもさわやかです

【アイスクリームのお鍋】
ハノイではアイスクリームのお鍋が新鮮さと面白さで人気です。煙が出ていますが、食べるととても涼しくなります。（煙は実は冷たい）アイスクリーム鍋の出汁はチョコレートとイチゴです。ココナッツの果肉、チョコレート、干しブドウなどと一緒に頂きます。お店によっては６０種類のアイスクリームがあります。１つのお鍋は　15万～25万ドンです。

【Buffetプリン】
卵とミルクを合わせて、少しコーヒーの味も、プリンはいつも愛用されているデザートです。最近は果物、ココナッツの果肉が入ったものもあります。

【豆腐のデザート（タォフォー）】
タォフォーは大豆から作られます。手軽なデザートで、夏の暑い日には良く食べられます。柔らかな甘さでさっぱりとした味です。最近はアイスクリームやハスの実、赤豆の入ったタォフォーも登場。見た目が綺麗になっただけでなく味も豊富になりました。